投資を行おうと考えるとき、一般的に浮かぶのは金融商品を購入するということでしょう。金融商品という言葉が一般的ではないかもしれませんが、 預貯金、株式、債券、保険、投資信託などと聞けば、身近なものに感じるのではないでしょうか。世の中には多くの金融商品があります。投資の上級者になれば、 海外の金融商品を購入する人までいます。投資を始めようとする人が、どの金融商品を選ぶか迷ってしまうのは当然でしょう。そこで金融商品を選ぶために、自分が どんな金融商品を望んでいるのかを整理してみましょう。
まず自分のライフプランと照らし合わせて、その目的や計画にあった金融商品を選ぶことを考えます。次に、いくつかピックアップした金融商品の内容を比較してみましょう。 その金融商品はいくらで買えるのか、どれくらいお金がかかるのか、そしてその金融商品を購入することによって得る利益、不利益、そして投資対象の商品として当然あるリスク、 そしてそのリスクに見合ったリターンがあるかなどということを見極めるようにします。さらに現在の経済状況も考慮しなければなりません。
金融商品はそれぞれに特徴を持っているのですが、その金融商品がどのような商品であるかを知るには、一般に3つのポイントがあるといわれています。それは、安全性、収益性、 流動性の3つです。安全性とは、投資に際して用意した元本がどの程度守られるかということです。金融商品は、投資対象商品である以上、預貯金を除いて、元本を失うリスクを 持っています。しかし、元本を失うというリスクは、投資対象や金融商品によって違いが生まれます。そして、そのリスクが小さいほど、その金融商品の安全性は高いということ になります。
次に収益性ですが、投資を行い金融商品を購入する以上、より多くの収益を望むのは当然です。しかし一般に収益性の高い商品は元本が目減りするかもしれないリスクも高いと いわれます。投資で言うリスクとは、「予測が困難である」という意味ですが、予測が困難であるほど、確実に利益を得ることは難しくなるわけです。したがって、収益性をどの程度、 望むのかということによって、その金融商品が持つリスクの高低も変わるということになるわけです。
次に流動性ですが、これは投資に投じた資金に流動性がどの程度あるかということです。例えば、投資ではありませんが、預金で考えると、普通預金は、すぐにお金が出し入れが 可能な代わりに金利は非常に低くなっています。これは資金流動性が高い代わりにリターンが少ないと言い換えることができます。逆に、6ヶ月間、お金の出し入れができない 定期預金では、普通預金よりも利息が高くなります。これが流動性は低いがリターンは大きいわけです。このように安全性、収益性、流動性は、3つすべてを同時に満たすことが できません。3つの要素のバランスを考え、自分が何を重視するかを明確にすることによって、その金融商品の知るポイントが明らかになるのです。
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